2023年12月31日、香港メディア・香港01は、中国上海市にある高級ホテルの大みそかの宿泊料金が130万元（約2600万円）にまで高騰し、多くのネットユーザーが仰天したことを報じた。

【その他の写真】

記事は、23年最後の1日だった12月31日、多くのホテルで宿泊料金が大幅に上昇しており、上海市のブルガリホテル上海では1泊130万元にまで高騰したと紹介。同ホテルは外灘（バンド）から1キロ以内の好立地にある高層ビル内で18年にオープンし、通常の客室63室にスイートルーム19室があると伝えた。

また、中国本土メディアの報道として、現在不動産会社などの間で総額24億3000万元（約480億円）の譲渡契約に向けた協議が進んでおり、順調に進めば今年6月までに譲渡が完了するとの情報があるものの、譲渡問題がホテルの営業状況には影響は生じておらず、予約プラットフォームでは6月いっぱいまでの予約が可能になっていると紹介した。

記事は、非常に高額な宿泊料金について、ネットユーザーから「年末に宿泊価格が高騰するのは金持ちのためのルール」「われわれの購買力は低すぎるようだ」「1泊するのに7年分の稼ぎが必要」「いや10年かかっても130万元も稼げないぞ」「なんの異常もない。先に豊かになった人は本当にお金持ちになった。われわれは努力あるのみだ」といった感想が寄せられたことを伝えた。（翻訳・編集/川尻）