ノーベル物理学賞のグロス氏「中国は基礎科学の分野でリーダーシップ発揮すべき」

CRI online    2024年1月2日(火) 5時0分

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ノーベル物理学賞の受賞者で、中国科学院外国籍院士を務めるデイビッド・グロス氏はこのほど、チャイナ・メディア・グループの独占インタビューに応じた。

ノーベル物理学賞の受賞者で、中国科学院外国籍院士(アカデミー会員)を務めるデイビッド・グロス氏はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じた際、中国が基礎科学を重視し、技術を進歩させていることに対して賞賛の意を示し、「好奇心は知識に対する探求の意欲を高め、未知の世界を模索する人類の尽きせぬ原動力になっている」と述べ、科学研究には人材と交流が必要で、紛争を排除し、国際協力を強化すべきだとの見解を示しました。

グロス氏は、「習近平主席は10年ぐらい前に発表した戦略的思想の中で、すでに基礎科学の重要性を強調していた。基礎科学は絶対に必要だ。豊かで強い国になりつつある中国は、基礎科学の分野でリーダーシップを発揮すべきだ。中国のやり方を高く評価している」と述べました。

また、中米間の摩擦が国際協力に与える影響についてグロス氏は、「現在の状況は非常に痛ましいもので、米中両国、および世界全体にとって不利益であり、非常に危険だ。これは科学の分野に破壊的な影響を及ぼしている。自然を研究するのは容易なことではなく、その神秘を明らかにするためには多くの困難な作業と巨額の費用、そして多くの人材の努力が必要だ。ここ数年、様々な摩擦や、政治、大国間の競争により、科学分野の国際協力は後退しつつある。これは科学の発展にとって、極めて危険で悪いことだ」と指摘しました。

グロス氏はさらに、中国の科学技術の進歩に深い感銘を受けたとし、好奇心と科学探求への情熱を持つよう若者たちを激励しました。(提供/CRI

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