中国管轄海域内での他国の海底ケーブル敷設を歓迎・支持―中国外交部

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中国が海底ケーブルの敷設を制限しているという海外メディアの報道に対し、中国外交部の毛寧報道官は28日の定例記者会見で、関連する質問に答えました。

中国が海底ケーブルの敷設を制限しているという海外メディアの報道に対し、中国外交部の毛寧報道官は28日の定例記者会見で、関連する質問に答えました。毛報道官は、中国政府は他国および電気通信事業者が中国の管轄海域内で国際海底ケーブルを敷設することを常に歓迎し、支持する姿勢を示しており、中国企業が外国企業と協力して国際海底ケーブルを敷設することも積極的に奨励していると強調しました。

英紙「フィナンシャル・タイムズ」は、中国が不必要に長い審査認可プロセスと厳しい制限条件により、南海を経由する海底ケーブルの敷設と補修計画を妨害し、ケーブル会社に南海を避けた敷設経路の設計を迫っていると報じました。また、「日本経済新聞」も、中国の南海海域を経由する海底ケーブルプロジェクトの一部は、中国の主管機関による承認プロセスが長引いているため、進展が遅れていると報じました。

毛報道官はこれについて、「海底ケーブルは世界のデータのやりとりを支える重要なインフラであり、世界の大陸間通信トラフィックの約99%を担っている現代国際通信の最も重要な情報キャリアだ。中国は長きにわたり、サイバー空間での国際交流・協力を深め続け、海底ケーブルを含む世界の情報インフラ整備を積極的に推進してきた」と指摘しました。

その上で、「中国は引き続き国際社会と共に、2国間、域内および国際間の対話・協力を強化し、海底ケーブルなど世界の情報インフラの建設を積極的に推進し、海底ケーブルの保護を共同でしっかりと行い、世界のデジタル相互接続レベルを引き上げ、より公平で合理的、安全で安定し、生気と活力に富んだサイバー空間を構築し、手を携えてサイバー空間運命共同体を構築していく」との考えを示しました。(提供/CRI

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