ロシアが北方領土で軍事演習開始、日本の中止要請無視、露国防省「日本の抗議は形式的」―中国紙

Record China    2014年8月14日(木) 12時19分

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14日、環球時報は、ロシア軍が、日本政府の中止要請を無視して北方領土で軍事演習を強行したと伝えた。写真は中国で行われた中露合同軍事演習での露軍。

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2014年8月14日、環球時報は、ロシア軍が、日本政府の中止要請を無視して北方領土で軍事演習を強行したと伝えた。

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ロシアの国有通信社・RIAノーボスチ(中国語電子版)によると、ロシア国防省は12日、北方領土の国後島と択捉島で近年最大規模の軍事演習を始めたと発表した。

休暇中の安倍晋三首相は「わが国として到底受け入れることはできない」と強調。日本外務省はロシア側に事前に中止を求めていたが無視された格好だ。山本一太沖縄北方担当大臣は「北方領土は、国際法的にも、歴史的にも100%日本の領土であり、ロシアの軍事演習が事実だとすれば、日本としては絶対に受け入れられない」と述べた。

ロシア地政学問題高等学院のシフコフ氏は、演習には艦隊や潜水艦からの沿岸守備やパラシュート降下による上陸阻止などが含まれるとした上で、「日本側が懸念すべきことはない」と指摘。

ロシア国防省国際軍事協力総局の当局者は「日本の抗議は形式的なものだ」とした上で、「日本が千島列島を自分たちの領土としているのは、彼らの事情であり、われわれには自国の領土で軍事演習を行う権利がある」と述べた。(翻訳・編集/NY)

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