中国外交部の毛寧報道官は27日の定例記者会見で、記者から「国外の多くのメディアは最近、パキスタン政府に投降した『バルチスタン解放軍』の指導者が、インドはバルチスタン州でのテロ活動を一貫してひそかに支援し、バルチスタン州分離勢力に資金を提供してきたと述べたと報じた。パキスタンのバルチスタン州当局は、インドがテロを支援し利用していることが、同州でテロ活動が絶えない主な理由だと述べた」として、中国としての論評を求めました。

毛寧報道官は「テロは人類の共通の敵だ。中国はテロ対策の問題で『ダブルスタンダード』に断固反対する。私利私欲のため国際地域の安全を破壊するようなやり方は、他者を損ねて自らにも害を与えるものだ。中国は、各国が対テロ協力を強化し、あらゆる形態のテロリズムと共同で戦うことを主張している」と、中国の立場を説明しました。（提供/CRI）