中国建造の世界最大の多目的パルプ船、大連で引き渡し

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中国の造船企業が開発・建造した7万7000トン級の多目的パルプ船の一番船がこのほど、遼寧省大連市で引き渡しを完了し、稼働を開始しました。

中国の造船企業が開発・建造した7万7000トン級の多目的パルプ船の一番船がこのほど、遼寧省大連市で引き渡しを完了し、稼働を開始しました。同船は、中国国内で引き渡された世界最大の多目的パルプ船です。

全長は225.0メートルで、型幅は32.26メートル、型深さは21.0メートル、設計航行速度は15ノットです。同シリーズ船舶の貨物室はいずれも箱型で、密封性の強いピギーバック式ハッチカバーと専用の除湿装置を組み合わせることで、パルプ貨物の輸送の質と安全性を十分に確保することができます。甲板には4基のデッキクレーンが装備されており、パルプだけでなく、高速鉄道列車、風力発電設備、新エネルギー自動車、大型機械設備などの貨物を積み込むことにも対応しています。同シリーズの船は特有の「折りたたみ可能な商品自動車専用フレーム」により、輸入パルプを安全かつ高品質で運ぶ以外に、新エネルギー車を運ぶことができます。また、専用の温度監視と早期警報システムも追加されているとのことです。

この7万7000トンの多目的パルプ船は、同造船企業が6万2000トン、6万8000トンの多目的パルプ船に続けて、改善しアップグレードされた新たな船型で、船舶による汚染の防止のための国際条約の現行の最高基準を満たしています。同船は初航海で、中国国内の港で新エネルギー車やその他の貨物を積み込んで輸出するために使われるとのことです。(提供/CRI

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