中国のBYDが欧州初の生産拠点を発表、30年に欧州最大のEV販売業者を目指す

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中国の電気自動車大手、BYDは22日、欧州初のEV生産拠点をハンガリー大平原南部最大の都市セゲド市に建設することを公式サイトで発表しました。写真はセゲド市。

中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪BYD)は22日、欧州初のEV生産拠点をハンガリー大平原南部最大の都市セゲド市に建設することを公式サイトで発表しました。発表によると、同拠点は段階的に建設され、地元に数千人の雇用が創出される見通しです。同拠点は先進的な生産ラインを備えるもので、中国の自動車メーカーが欧州で生産拠点を設置するのは初めてとなります。

報道によると、ハンガリーのシーヤールトー・ペーテル外相はこのほど声明を発表し、「欧州委員会の承認を得た後にハンガリーはBYDの生産拠点への補助金を公表し、これはハンガリー経済史上最大の投資の一つになる」と指摘しました。

今年初め、BYDの欧州最高経営責任者(CEO)のマイケル・シュー氏は、「可能であれば、BYDは欧州最大の電気自動車販売業者になりたい。計画に基づき、2030年までに欧州市場での年間販売台数を約80万台に引き上げ、市場シェアを10%にし、欧州市場において電気自動車ブランドのトップ3入りを果たす予定だ」と宣言しました。

BYDは2022年、パリモーターショーで欧州乗用車市場への参入を正式に発表しました。その後、BYDは1年内に電気自動車5モデルを、欧州の自動車生産のトップ5であるドイツ、英国、スペイン、イタリア、フランスと、北欧の多くの地域を含む欧州19カ国・地域で急速に展開し、累計140店舗以上を出店しているということです。

BYDの公式発表によると、ハンガリーは「欧州大陸の心臓部」に位置し、欧州の重要な交通中枢であると同時に、ハンガリーの自動車工業の発展の歴史は長く、発達したインフラと成熟した自動車産業の基礎を有しています。欧州市場で電気自動車への移行が進む中、多くの中国ブランドが欧州でのシェア獲得を目指しています。また、ハンガリーは中国の「一帯一路」イニシアチブにおけるパートナーの一つであることから、新ブランドの自動車メーカーや電池工場が多数進出しています。(提供/CRI

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