中国自動車メーカーは南ア市場でいかにして日本や欧州のライバルを追い抜いたのか―香港メディア

Record China    2023年12月28日(木) 6時0分

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香港英字メディア、サウスチャイナ・モーニング・ポストは「中国の自動車メーカーは南アフリカ市場でいかにして日本や欧州のライバルを追い抜いたのか」とする記事を掲載した。写真はヨハネスブルク。

中国メディアの環球時報は26日、「中国の自動車メーカーは南アフリカ市場でいかにして日本や欧州のライバルを追い抜いたのか」とする香港英字メディア、サウスチャイナ・モーニング・ポストの記事を取り上げた。

記事はまず、「南アフリカの自動車市場は長い間、日本車と欧州車に独占されてきたが、今では主要都市の路上で中国ブランドの車をますます見かけるようになった」「中国ブランドの哈弗(ハバル)や奇瑞(チェリー)は、日本や欧州、米国の一部のブランドを上回る数のスポーツタイプ多目的車(SUV)を販売している」と伝えた。

南アの自動車製造者協会(NAAMSA)によると、今年1~11月の中国ブランドの売れ筋はファミリーSUVとクロスオーバーだった。これまで同国で最も売れていたSUVは独フォルクスワーゲンのティグアンだったが、今年1~11月はハバル H6が首位で、チェリーのTiggo 8 Proが3位に入った。記事は「この数字は、中国の自動車メーカー、特にチェリーの好転を示している。アナリストによると、2021年に市場に再参入したチェリーは、車の品質向上だけでなく、信頼できるディーラーネットワークの確立に尽力し、大規模な部品倉庫、強力な機械保証とサービスプラン、24時間のロードサイドアシスタンスによって南アのディーラーと顧客をサポートしている」と伝えた。

記事によると、南ア市場の中国車へのシフトには価格が大きな役割を果たしている。ハバルやチェリーの車は、欧州や日本のメーカーが生産する同様の車よりもわずかに安い価格で、より多くの機能を提供し、コストパフォーマンスに優れている。

S&Pグローバル・モビリティのアナリスト、ウォルト・マデイラ氏は「確かに、中国の自動車メーカーは南アフリカ市場を席巻している」とし、「中国ブランドの成功はコストパフォーマンスによるものだ」と語る。

中国車は強力な外交ツールにもなった。今年8月には、ハバルとチェリーが提供した数百台のSUVが、ヨハネスブルク各地で新興5カ国(BRICS)サミットの代表団を輸送するために使用された。ウガンダで来年開催される第19回非同盟運動(NAM)サミットと第3回南サミット(G77)でも中国の自動車メーカーが寄贈した車が使用される。

南アのウィットウォータースランド大学南部不平等研究センターの客員研究員、アレックス・モフベツワネ・マシロ氏によると、中国ブランドのほとんどが全方位カメラ、ナビゲーション、誘導充電などを含む完全な電子システムを備えていて、これらを追加コストを伴う機能として扱う他の自動車メーカーとは異なっている。技術的機能を享受するために、競争力のある中国ブランドを選択する家庭がますます増えている。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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