2024年にいよいよ続編がお披露目される二つの中国時代劇ドラマ「慶余年」と「長相思」について、そのオンエアがいつになるのか注目を集めている。

19年にヒットした「慶余年～麒麟児、現る～」のシーズン2は、4年越しで今年撮影をスタートし、10月にクランクアップ。視聴予約数は早くも900万人に達しているが、このほど主演俳優のチャン・ルオユン（張若昀）が放送時期について「来年6月」と口を滑らせ、「保証はできない」と慌てて付け加えたことが話題に。現在のところ、国営テレビ・中央電視台（CCTV）で来年6月に放送される可能性が濃厚となっている。

今年の夏休みシーズンを飾るヒット作となったファンタジー時代劇の「長相思」も、「慶余年」と並んで来年のシーズン2公開が期待される作品。ヤン・ズー（楊紫）が主演した同作では、共演したタン・ジェンツー（檀健次）、ドン・ウェイ（鄧為）の人気も急上昇した。こちらも視聴予約数はすでに800万人を突破しており、来年早々か2月の春節（旧正月）シーズンに登場するのではと予想されていた。

しかし最近では、話題作の「慶余年」を避けて、夏季シーズンに配信されるとの話題も浮上。2部構成のドラマを対象に、国家広播電視総局が配信・放送時期について新たな規制を設けたことも影響し、当初の予想通り来年夏季に登場するのではないかとみられている。（Mathilda）