「テック企業インキュベーターのイノベーション発展の促進に関する北京市の指導意見」がこのほど、正式に発表された。2027年末までに全市でモデルインキュベーターが模範となってけん引し、市級テック企業インキュベーターが中堅となって支え、その他のテック企業インキュベーターはその機能を整えるというレベル別での創業インキュベーター体制が明確にされた。人民日報が伝えた。

インキュベーターが自発的に国家戦略科学技術力およびトップクラスの戦略的科学者と結びつき、世界の科学技術の先端を見据え、先んじて掘り下げたインキュベーションを行うことを支持する。また、インキュベーターが産業の垂直分野をめぐり専門技術サービスプラットフォームを構築し、産業インキュベーションサービスを掘り下げることを支持する。京津冀（北京・天津・河北）インキュベーターが早期プロジェクトを共同で掘り起こして育成し、3エリア共同のインキュベーションを強化することを支持する。これらの「指導意見」には、5つの内容に関する18件の具体的な措置が含まれている。北京市科学技術委員会、中関村管理委員会副主任の張宇蕾（ジャン・ユーレイ）氏は、「指導意見の発表は、北京市の科学技術人材教育の資源の強みを十分に発揮し、科学技術イノベーション、転化・インキュベーション、企業育成、産業集積の全チェーンを貫き、北京市の質の高い発展に力強いサポートを提供する」としている。（提供/人民網日本語版・編集/YF）