広州市の大型新駅が完成、まもなく開業―中国

CRI online    2023年12月25日(月) 6時30分

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中国南部の広東省広州市で3年余りにわたって建設が進められていた大型鉄道駅、広州白雲駅の内装および外装工事が24日に全面的に完了しました。近日中に利用が開始されるということです。

中国南部の広東省広州市で3年余りにわたって建設が進められていた大型鉄道駅、広州白雲駅の内装および外装工事が24日に全面的に完了しました。近日中に利用が開始されるということです。

広州白雲駅は、「拡張可能な駅」というコンセプトの通り、待合室の南北両側に広場が設置され、普段は市民向けの多目的公共スペースとする一方、春節(旧正月)前後や夏休みなど利用者が増えるピーク時には臨時の待合スペースとして利用でき、旅客輸送ニーズの変化に対して柔軟性のある対応ができます。

また、同駅の建物には省エネ・環境保護の工夫が数多く取り入れられています。中でも、「光の谷」と呼ばれるエリアでは天窓と光導管による採光システムが採用されており、太陽光を待合フロアから、ホーム階、さらに地下1階まで導き、駅構内の照明として太陽光をフル活用することにより、年間約147万キロワットの電力を節約できます。駅舎中央の金属屋根には6600個の太陽光発電パネルが敷設され、駅の運営にクリーンエネルギーを供給します。このほか、インテリジェントモニタリング技術を採用し、照明やエスカレーター、セントラル空調、給排水システムの運用状況をリアルタイムで監視・調整し、スマート制御と省エネ運行を実現します。それにより、駅稼働時の消費電力を40%節約できるということです。(提供/CRI

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