甘粛省衛生健康委員会は24日朝、同省の積石山県で18日に発生したマグニチュード6.2の地震により、24日午前8時時点で、784人が病院に搬送されていましたが、そのうち519人はすでに退院したと発表しました。265人は病院で治療を受けています。甘粛省内から、すでに合計677人からなる19の医療チームが被災地の医療救助活動に派遣されています。

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地震発生後、被災地の各レベルの医療機関は優先レーンを開設し、軽症者は積石山県の病院で治療を受け、重症者は処置を経て速やかに州や省レベルの病院に移送され、省または国家レベルの専門家の指導下でそれぞれの状況に合わせた治療が行われています。

被災地では薬局の営業が再開されたほか、衛生健康管理部門は風邪や外傷、消化管疾患、高血圧や糖尿病などの基礎疾患の治療薬10万2000箱を緊急調達し、すべて現地住民に配布しました。

また、積石山県の一部の被災地域で地震の影響により危険と判断された民家の解体が23日から始まっています。避難住民らは臨時のテントから仮設住宅へと移り、徐々に日常生活が回復する見通しです。（提供/CRI）