中国 初の水深3000メートル超での三次元地震探査に成功

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中国海洋石油集団は21日、中国で開発された海洋探査装備「海経」システムが約3カ月間の作業を経て、南海の珠江口盆地で2600平方キロの三次元地震データの収集を完了したと発表しました。

中国海洋石油集団(中国海油)は21日、中国で開発された海洋探査装備「海経」システムが約3カ月間の作業を経て、南海の珠江口盆地で2600平方キロの三次元地震データの収集を完了したと発表しました。中国で水面下3000メートル超の深海での三次元地震探査作業が成功したのは初めてです。

けん引ケーブルによる地震探査は世界で、海底地質構造を探査する最も直接的で経済的、最も効率的な方法とされています。今回の作業は珠江口盆地の水深3000メートル超の深海エリアで、深海資源探査船「海洋石油720」と中国が自主開発した初のけん引ケーブルモデルの地震探査用の収集装置である「海経」システムが利用されました。調査では8キロ以上の長さのケーブル10本が順次に海中に投入され、標準的なサッカー場1021面に相当する面積のデータ収集網を形成しました。「海洋石油720」は航路に沿って作業を行い、60日間で情報量40 TBの三次元地震探査データを収集しました。

「海経」システムの今回の作業区域の平均水深は2000メートル前後で、最深では水面下3500メートルに達しました。探査目的層は最深で海底下5600メートルで、中国の海洋三次元地震探査作業の最大深度を記録しました。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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