中国、対中宇宙協力策での米国の冷戦的思考を批判

CRI online    2023年12月24日(日) 13時0分

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汪文斌報道官は、「米国は対中宇宙協力を冷戦的思考で捉えており、中国の関連企業に一方的な制裁を科している。これが、現在、双方の協力が苦境に陥っている根源だ」と表明しました。

22日に行われた外交部の定例記者会見で記者が、バーンズ駐中国米国大使がこのほど、中国は月探査について米国と協力する意思がないと表明したことについて、中国のコメントを求めました。

汪文斌報道官は、「米国と宇宙分野における交流・協力を展開する上で、中国は一貫して開放的な態度をとっており、米国と地球科学と宇宙科学協力作業グループ、中米民間宇宙対話などのメカニズムを構築したことがある。しかし、米国は対中宇宙協力を冷戦的思考で捉えており、『2021米国イノベーション競争法』や『2022米国競争法』などの国内法を打ち出して双方の宇宙分野の交流協力を妨害したばかりか、中国の関連企業に一方的な制裁を科している。これが、現在、双方の協力が苦境に陥っている根源だ」と表明しました。

また、「月と深宇宙探査の分野で、中国は一貫して国際協力を積極的に推進している。もし米国が宇宙分野での中米の交流協力推進を心から望んでいるなら、関連の法案を廃止し、無責任な発言をやめ、双方の協力の足かせを取り除くための実務的な措置をとるべきだ」と強調しました。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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