ベルギーのイブ・ルテルム元首相「中国デカップリング」に反対

CRI online    2023年12月24日(日) 15時0分

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ルテルム元首相は「一帯一路」イニシアチブについて、「一帯一路」が中央アジアを通じて欧州と中国の相互接続を促す上で重要な役割を果たしているとの認識を示しました。

ベルギーのイブ・ルテルム元首相は、このほど中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じた際に、各国の相互接続を促す「一帯一路」イニシアチブを賞賛し、デカップリングサプライチェーンの切断に反対し、交流と協力を通じて誤解を解き、恒久平和を推進することを主張しました。

ルテルム元首相はこれまでに20回以上も中国を訪問しており、中国の発展プロセスと産業の構造転換・高度化は印象深かったと述べ、「インフラ建設は規模の大きさだけでなく、建設スピードも実に印象深かった。また、この15~20年の間に、中国の一般国民の生活が明らかに改善されたことも印象的だ」と説明しました。

ルテルム元首相は「一帯一路」イニシアチブについて、「一帯一路」が中央アジアを通じて欧州と中国の相互接続を促す上で重要な役割を果たしているとの認識を示しました。

ルテルム元首相はまた、「現在は米国と中国の関係、欧州連合(EU)と中国の関係が、いずれも重要な分岐点にある。欧州委員会の副委員長は9月の通商問題についての声明で、欧州は戦略として中国との『デカップリング』をするのではなく、サプライチェーンのリスク軽減を望むとの考えを示した。これは正しい方向性だと思う。『デカップリング』は解決策ではない。われわれは自らの利益を維持し、グローバルなバリューチェーンと経済交流のリスクを管理・コントロールし、感染症や自然災害などの緊急事態があってもわれわれの経済が正常に機能することを確保し、バリューチェーンとサプライチェーンの粘りづよさの強化に努力すべきだ」と指摘しました。(提供/CRI

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