中国南部の雲南省・丘北県にある大唐錦屏西風力発電プロジェクトでは、最後の1台の風車の23日の発電開始により、中国最大規模の100万キロワット級高原風力発電基地が完成しました。現地のエネルギー需要を効果的に満たすことになると期待されています。

大唐錦屏西風力発電プロジェクトは所在地の平均標高が2210メートルで、3段階に分けて建設されました。敷地内には310基の風車が設置され、総発電容量は110万3000キロワットに達します。稼働後には毎年26億キロワット時のクリーン発電を行い、二酸化炭素排出量を216万5000トン削減し、108万世帯の1年間の電力需要を満たすことができるとのことです。

同プロジェクトの建設はまた、4000人近くの雇用を創出することで、現地の経済と社会の発展を後押ししています。（提供/CRI）