国務院報道弁公室が21日に開いた記者会見によると、中国の自動化コンテナ埠頭（ふとう）の数は世界第1位で、港湾の貨物取扱量と内陸河川の貨物輸送量も長年にわたり世界の上位に位置しており、中国は水運大国の仲間入りを果たしたことが分かりました。

スマート港湾の建設において、中国の自動化コンテナ埠頭は建設済み・建設中の数がいずれも世界トップとなっています。これまでに18カ所の自動化コンテナ埠頭が建設されており、建設中および改造中の自動化コンテナ埠頭は計27カ所となっています。また、設計・建設、設備製造、システム統合、運営管理などの全チェーンの核心的な重要技術をマスターしており、全体的な応用規模と技術レベルは世界のトップクラスに入っています。スマート航路の建設面では長江本線の2688キロメートルの水路が電子航路図の全面的な普及を実現し、航路標識、水路の状況、尺度、船舶力学などの情報連携が実現し、スマート航路が急速に発展しています。

交通運輸部は現在、「スマート港湾とスマート航路の建設加速に関する意見」を発表しており、2027年までに世界一流のスマート港湾とスマート水路が多数建設される予定です。（提供/CRI）