中国外交部の汪文斌報道官は21日に行われた定例記者会見で、「先日、国際通貨基金（IMF）のバーネット駐中国首席代表はインタビューで、中国は2023年の世界の経済成長エネルギーの約3分の1に寄与すると述べ、中国経済は2024年も良好な成長を維持すると予測したが、これについてどのように評価するか」との質問を受けました。

汪報道官はこれについて、「最近、国際通貨基金、経済協力開発機構などを含む多くの国際機関がいずれも今年の中国経済の成長見通しを引き上げたほか、来年の中国経済の成長の勢いに期待を示している。各方面は普遍的に、中国は世界経済成長の最大のエンジンだと考えている。国際通貨基金の研究によると、中国経済の急速な成長は世界のその他の地域に積極的な波及効果をもたらし、中国経済が1％成長するごとに、その他の国の生産レベルを平均0．3％引き上げることができると指摘している」と紹介しました。

汪報道官はまた、「中国には世界で最も潜在力のある超大規模の市場がある。政府が打ち出したマクロ政策措置は景気回復を力強く後押しし、金融政策と財政政策の実施を強化する余地は十分にある」との考えを示しました。（提供/CRI）