米中軍事対話が再開、中国側出席者は次期国防相か―台湾メディア

Record China    2023年12月22日(金) 14時0分

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21日、台湾メディアNOWnewsは、米中両国が軍事対話を再開したと報じた。

2023年12月21日、台湾メディアNOWnewsは、米中両国が軍事対話を再開したと報じた。

記事は、米サンフランシシスコで先月に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とバイデン大統領が会談した際、軍事対話の再開で共通認識に至ったことを踏まえ、米国防総省が21日に両国軍の高官が同日にビデオ対話を行ったことを明らかにしたと伝えた。

そして、対話がチャールズ・ブラウン米軍統合参謀本部議長と劉振立(リウ・シェンリー)中国統合参謀部参謀長との間で行われ、両者が世界や地域の安全関連問題のほか、双方がともに責任をもって競争をコントロールして誤解を避けること、直接的な意思疎通ルートの開放を保つことの重要性などについて話し合ったと紹介。米国はかねてより軍事対話の再開を再三呼び掛けており、ブラウン議長が今回の対話の中で、誤解を減らす上での中国軍と実質的な対話の重要性について改めて語ったことを伝えている。

また、過去2年間でペロシ下院議長の台湾訪問や米国による台湾への軍備売却、中国とスパイ気球問題などで対立してきたことを振り返った上で、今回の対話について米国政府が「両国関係を正しい方向へと進める重要な一方だ」と評価したことも紹介した。

記事は、対話に中国代表として参加した劉氏について米国防総省の高官が、来年3月の全国人民代表大会(全人代)にて新たな国防部長に任命されるとの予測を示したことを合わせて伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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