トヨタ、ホンダが相次ぎリコール―香港メディア

Record China    2023年12月22日(金) 12時0分

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22日、香港メディア・香港01は、ホンダが燃料ポンプの不具合により世界で自動車450万台のリコールを発表したと報じた。

2023年12月22日、香港メディア・香港01は、ホンダが燃料ポンプの不具合により世界で自動車450万台のリコールを発表したと報じた。

記事は、ホンダが21日、燃料ポンプに故障リスクがあることを理由として、世界で自動車450万台のリコールを実施していることを発表し、米国では254万台がリコールの対象になったことを明らかにしたと紹介。同社は同じ問題により21年にも米国で62万8000台、20年に13万6000台のリコールを実施していたと伝えた。

また、対象車種が18〜20年製造のアコード、スイフト、CR-V、HR-V、インサイト、リッジライン、オデッセイ、パスポートおよび高級ブランド・アキュラの各モデルに及ぶとし、燃料ポンプの故障によってエンジンがかからなかったり、走行中に停止したりするリスクがあると説明。18年以降で関連の死傷報告はないものの、これまでに燃料ポンプに関する問題で4000件を超える保証請求案件が起きていたとした。

記事は、米国以外にも日本や中国でも同じ問題によるリコールが発表されているほか、今回のリコール発表前日にも同社がバッテリーケーブルに過熱、ショートの恐れがあるとしてCR-Vハイブリッド車約10万6000台のリコールを発表していたと紹介している。

香港01は21日にも、トヨタが米国で「前部座席のセンサーの問題により、助手席のエアバッグが出ない可能性がある」としてRAV4など約100万台のリコールを発表したと報道。グループ傘下のダイハツ工業による大規模な数値偽装問題が発覚したことに言及し「今回のリコールはダイハツの問題とは無関係とは言え、トヨタの信用にさらなる打撃が生じることになるだろう」と伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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