湖北省で初発見、結晶化した恐竜の卵の化石―中国

CRI online    2023年12月22日(金) 9時20分

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湖北省の鄖陽恐竜卵化石群国家地質公園でこのほど、共同科学研究チームが遺跡1号館の恐竜卵の化石露出現場の修復・管理の過程で、結晶化した恐竜の卵の化石3点を発見しました。

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中国中部、湖北省にある世界最大規模の恐竜の卵の化石遺跡、鄖陽恐竜卵化石群国家地質公園でこのほど、共同科学研究チームが遺跡1号館の恐竜卵の化石露出現場の修復・管理の過程で、結晶化した恐竜の卵の化石3点を発見しました。湖北省で結晶化した恐竜の卵の化石が発見されたのは初めてのことです。

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この3点の結晶化した恐竜の卵の化石はかなり完全な形で残っており、細長い楕円形で、大きさは一般的な恐竜の卵の化石と変わりません。これらは周辺の28点の結晶化していない恐竜の卵の化石と共に、31個の卵が入った巣だったと考えられ、同じ層に広がっています。無傷の結晶面は、この3点の特殊な恐竜の卵の化石の内部をきらきら輝かせています。


湖北省地質科学研究院古生物化石研究センター主任でシニアエンジニアの趙璧さんによると、一般的な恐竜の卵の化石に比べ、結晶化した恐竜の卵の化石ができる環境と条件は非常に厳しいということです。結晶化した恐竜の卵の化石は、今まで大型の博覧会や博物館でしか見られず、しかも既に発掘地と発掘された地層を離れ、埋まっていた状況などの情報が失われたものでした。それらと比べると、今回発見されたこの3点はいずれも元々の場所で保護されている状態にあり、重要な研究価値を持っています。(提供/CRI

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