中国工業・情報化部が20日に発表したデータによると、中国では5Gネットワーク建設が加速的に進められている。11月末現在の5G基地局数は328万2000カ所に達し、携帯電話基地局全体の28．5％を占めた。

同部によると、1-11月には中国の通信業界は安定的な運営を維持した。電気通信事業の売上高は安定的に成長し、業務量も急速に増加した。5G、ギガビット級光ファイバー、モノのインターネット（IoT）など新型のインフラ建設が加速し、ネットワークに接続するエンドユーザーの規模が拡大を続けた。クラウドコンピューティングなどの新興業務の牽引役としての役割が増強を続けて、産業の質の高い発展を後押しした。

1-11月には電気通信事業の売上高が累計で1兆5548億元（約31兆960億円）に達し、前年同期比で6．9％増加し、前年の不変価格で計算すると、同16．6％増となった。また、今年1-11月の業務量と売上高の成長率はいずれも1-10月から横ばいだった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）