中国石油化工集団の西南地域初の水素供給センターが20日、重慶市長寿区で完成し稼働開始した。同プロジェクトは中国初の天然ガス由来水素によって精製された水素燃料電池水素供給・充填一体化プロジェクトであり、西南地域で現在水素供給能力が最大のプロジェクトでもある。科技日報が伝えた。

同プロジェクトの水素供給能力は1時間当たり3000標準立方メートルで、フル稼働時には毎日一般向けに純度99．999％の高純度水素を6400kg供給し、260台の水素燃料物流大型トラックの水素の需要を満たせる。毎年2万7000トンに上る二酸化炭素排出量の削減につながる見込みだ。（提供/人民網日本語版・編集/YF）