甘粛省臨夏ホイ族自治州積石山県でのマグニチュード6．2の地震発生後、農業農村部はいち早く国家地震緊急対応レベル2の措置に着手し、各方面の資金資源を迅速に統合して、甘粛省と青海省の被災地の救援活動を全力で支援しています。

現在、中国郷村発展基金会が2チームの救援隊を甘粛省積石山県と青海省民和県に派遣して救援活動を行っています。成都、重慶、西安の防災倉庫から2400個の人道的救援緊急箱と2000枚の綿入れ掛け布団などの防災物資を緊急で被災地に移送するとともに、友成起業家農村発展基金会を組織して寄付金100万元と200万元相当の物資と薬品を集めました。

農業農村部は次の段階として、被災地域の貧困から脱却したばかりの人々への支援をさらに強化し、被災地域が再び貧困状態に戻ることを防ぐための特例措置を活用して公的手続を省き、迅速に進めるよう促し、指導します。リスクの高い世帯に対しては優先的に支援を実施し、被災したことによって再び貧困状態に陥るのを確実に防止します。現地を指導して災害後の動物の防疫、環境の消毒、死亡した家畜・家禽の無害化処理などの作業を速やかに行い、地域的な家畜の伝染病の大流行を防止します。また、農業防災・減災技術指導サービスを強化し、栽培・飼育施設の復旧と補強を強化し、農産物市場の安定供給を維持し、現地の農牧民の生活と生産活動ができるだけ早く正常に戻るよう促進していく方針です。（提供/CRI）