中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）とAFP通信が新たな協力を開始しました。

中国共産党中央宣伝部の副部長でもある慎海雄CMG台長とAFP通信のファブリス・フリース最高責任者（CEO）兼会長はパリで現地時間25日、双方を代表して協力文書に署名しました。同文書によれば、中国とフランスはパリ五輪を契機に、ニューメディアや人工知能（AI）などでの協力を強化し、協力分野を全方位に向け広げていくとのことです。

フリース会長は会談で、「来年は仏中両国にとって歴史的な意義のある年だ。中仏国交樹立60周年とパリ五輪の開催が双方の協力に重要なチャンスをもたらす」と述べ、「CMGはここ数年、力強い革新とけん引力で世界のメディア同業者を大いに奮い立たせている。双方が一日も早く新たな協力成果を得ることを期待する」と述べました。

CMGの慎台長は、「習近平国家主席とマクロン大統領が今年4月の会談で合意した共通認識を実行するために、CMGはフランスの社会各界と幅広い協力を展開している。中でもパリ五輪をめぐり、AFP通信と強みを補完しあい、協力を深めることはわれわれにとって重要だ。双方が国際世論の場で引き続き協力を強化し、公平・公正の声を共に発することを期待する」と述べました。（提供/CRI）