中国の科学者、超薄型高エネルギー効率光学結晶を開発―中国メディア

人民網日本語版    2023年12月20日(水) 8時30分

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北京大学のチームは長年の研究開発を経て、新たな光学結晶理論を打ち出した。

光学結晶は周波数変換、パラメトリック増幅、信号調節などの機能を持ち、レーザー技術の「心臓」だ。北京大学のチームは長年の研究開発を経て、新たな光学結晶理論を打ち出すとともに、軽元素材料である窒化ホウ素を用いて初めて超薄型で高エネルギー効率の光学結晶「TBN」を作成し、次世代レーザー技術の理論および材料の基礎を固めた。同成果はこのほど、物理学の権威ある学術誌「フィジカル・レヴュー・レターズ」に掲載された。新華社が伝えた。

中国科学院院士で、北京大学物理学院教授の王恩哥氏は、「この成果は中国の光学結晶理論の面における独創的なブレークスルーであり、軽元素二次元薄膜材料により光学結晶を作成する新たな分野を切り開いただけでなく、作成されたTBNの厚さはマイクロメートル級。これは現在知られている世界で最も薄い光学結晶で、そのエネルギー効率は同じ厚さの従来的な結晶の100~1万倍に上がった」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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