中国メディアによると、中国江西省南昌市などで1996年から99年にかけて、交際相手の男（後に逮捕されて死刑執行）と共謀して4回の犯行で計7人を殺害し、20年間逃亡を続け、故意殺人や強盗、誘拐で死刑判決が確定した労栄枝（ラオ・ロンジー）被告の刑が18日に執行された。

【その他の写真】

最高人民法院はこのほど、労被告の死刑判決に対する再審査を行い、死刑執行を許可。南昌市中級人民法院が18日午前に刑を執行した。

労被告は、交際相手の男と共謀して、勤務先のナイトクラブで犯行対象を物色。美貌で相手を誘引し、交際相手の男と暴力を振るって金品を奪うなどし、4回の犯行で計7人を殺害。仮名で逃亡生活を続けたが2019年に逮捕され、南昌市の裁判所は21年9月に死刑判決を言い渡していた。（翻訳・編集/柳川）