中国外交部の毛寧報道官は15日の定例記者会見で、米国のイエレン財務長官が14日に、中国に経済政策の改革を求めて、国有企業の存在が大きすぎて成長を抑制していると言明したことについてのコメントを求められました。

毛報道官は、「中国は、良好で安定した中米経済貿易関係を発展させることが中米両国、さらに世界に役立つと一貫して認識している。われわれは米国と相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンの原則にのっとって、中米両首脳が会談で達成した共通認識を実行に移し、両国の経済貿易関係の良好で安定した発展をともに押し進めていくことを望む。同時に、米国側が言行を一致させることを希望する。中国側と協力することを重ねて強調する一方で、中国『切り離し』を追求し、さらに中国企業に制裁のこん棒を振り降ろしてはならない」と述べました。（提供/CRI）