Record China 2023年12月18日(月) 11時0分
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中国メディアの環球時報によると、中国のトレンドや高級品市場を分析する米サイト、ジンデイリーはこのほど、「2023年の中国美容バズワードトップ6」とする記事を掲載した。
記事は冒頭、「中国ではSNSが広く使用されているため、美容製品やスキンケアルーチンの共有と普及が加速し、新しい流行語の台頭も促されている」とし、次の6ワードを取り上げた。
■早C晩A(Morning C, night A)
「早C晩A」はインターネットを席巻し、恐らく2023年の中国で最も流行した美容フレーズとなった。日中は抗酸化作用と美白効果を得るためにビタミンCを含むスキンケア製品を使用し、夜はアンチエイジング効果を得るためにレチノール製品を使用するというアプローチを指す。なぜ「早C晩A」が流行語になったのか。美白効果と老化防止効果は、アジアの消費者が最も求めているものだからだ。
■早P晩R(Morning P, night R)
朝に保護し、夜に修復することを意味する。日中は紫外線防御、汚染防御、抗酸化物質によるダメージの防止などの保護製品を使用し、夜は栄養補給、修復、若返りを図る製品を使用する。「早C晩A」とは異なり、敏感肌には刺激が強すぎる可能性のある高濃度製品の使用を拒否する。
■以油養膚(Nourishing skin with oil)
TikTokで「スキンフラッディング」が美容トレンドになったが、中国の「以油養膚」はそのルーチンを新たなレベルに引き上げるのもので、オイルセラムを肌にマッサージして吸収を最大化し、健康的な輝きを実現する。
■精簡護膚(Simplified skincare)
中国の若い消費者は、高価な製品やトレンドの製品を購入するのではなく、自分の肌のニーズを分析し、不必要なスキンケアの手順を減らし、最も手頃な価格帯で効果を最大化するために必要な美容製品を慎重に選択している。
■肌断食(Skin fasting)
日本の美容専門家が発案した肌断食は、「精簡護膚」と似たコンセプトを採用している。肌の状態が悪い時に化粧品を塗りすぎると、症状が悪化する可能性がある。これらの製品を一定期間使用しないと、皮膚が回復する。
■科技護膚(Technology-led skincare)
ブランドの認知度とレガシーは消費者の購入決定に重要な役割を果たした。オンライン情報の普及と美容KOL(キーオピニオンリーダー)の台頭により、消費者はますます洗練された。美容成分の愛好家も現れ始め、中国におけるスキンケアの発展は第2段階を迎えた。テクノロジー主導のスキンケアからなる発展の第3段階に入ると、消費者は美容成分の限界を認識し、スキンケア製品の効果を最大化するためにテクノロジー機器に目を向けるようになった。(翻訳・編集/柳川)
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