習近平主席、米中貿易全国委員会の設立50周年式典に祝辞

CRI online    2023年12月15日(金) 17時50分

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中国の習近平国家主席は15日、米中貿易全国委員会設立50周年を祝う式典に祝辞を送りました。

中国の習近平国家主席は15日、米中貿易全国委員会設立50周年を祝う式典に祝辞を送り、委員会および会員に祝意を示すとともに、長期にわたって両国の経済貿易協力に関心を寄せ、支持してきた米国各界の人々に心からのあいさつを伝えました。

習主席は「現在、世界が百年に一度の変局にある中、中米両国が手を携えて協力し、共に試練に立ち向かうことができるかどうかは、両国人民の利益にかかわり、人類の前途と運命に影響を与える」と指摘し、「先日、サンフランシスコでのバイデン大統領との会談で、中米関係の発展に関わる重大な問題について踏み込んだ意見交換を行い、重要な共通認識に達した。中国は相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの原則に基づいて、米国と歩み寄り合い、サンフランシスコ首脳会談の成果を確実に実行し、中米関係を健全、安定、持続可能な発展に向けて推進していく」と中国の姿勢を示しました。

習主席はまた、中米の経済貿易関係は両国関係の重要な構成部分であり、両国人民に多くの確実な幸せをもたらしたと強調するとともに、中国は揺るぐことなく質の高い発展を促し、揺るぐことなく高レベルの対外開放を推進し、市場化、法治化、国際化のビジネス環境づくりに力を入れていくとの考えを示しました。その上で、「中国式現代化は米国企業を含む各国企業により多くのチャンスをもたらしている。中米間の経済貿易協力強化は潜在力が巨大で、空間が広く、将来性が期待できる」と述べました。

習主席はさらに、「50年間、中米は風雨にさらされ、半世紀にわたって互恵的に同行してきた。米中貿易全国委員会と会員企業が引き続き中米両国の間により多くの友好交流の懸け橋をつくり、より多くの実務協力の絆を紡ぎ、中米間の次の50年の協力・ウィンウィンの新たな時代のために力を尽くすことを望む」と述べました。

バイデン米大統領も同日、米中貿易全国委員会設立50周年式典に祝辞を送りました。

米中貿易全国委員会は1973年に設立され、本部は米国の首都ワシントンにあります。中米国交樹立前に米国側が設立した民間の対中貿易組織で、長期にわたって中米関係の発展と両国の経済貿易協力の推進に力を入れてきました。(提供/CRI

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