今後5年の消費者金融市場の成長率は7%前後―中国

人民網日本語版    
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報告書の予測では、今後5年間の中国の消費者金融市場の成長率は7%前後になり、2027年の市場全体規模は25兆元に達する見込みだ。写真は中国の家族。

米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は13日、報告書「正しきを守りイノベーションを行い、安定的かつ長期的に成長――消費者金融『スマートに成功する』道」の発表会を北京で行った。同報告書の予測では、今後5年間の中国の消費者金融市場の成長率は7%前後になり、2027年の市場全体規模は25兆元(約500兆円)に達する見込みだ。中国の消費者金融市場は顧客の数と浸透レベルがほぼピークを迎え、既存顧客のローン利用規模の拡大が市場成長の「エンジン」になるという。

BCGの何大勇取締役社長(グローバルシニアパートナー)は、「中国の消費者金融の高度成長時代はすでに終わりに近づき、市場はすでに『顧客への浸透の伸びは緩やかになり、客単価の引き上げが中心になる』が特徴のストックマネジメントの時代に突入した。そのため、消費者金融の将来の成長をどのように推進し、ストックマネジメント時代に成功を収めるかが、早急に解決すべき重要な問題になっている」と述べた。

同報告書の分析結果によると、目下の中国の消費者金融市場の顧客層は主に3つに分類できる。1つ目は適用されるローン金利が6%以下のプライム層で、この層をめぐる市場の競争はすでに「レッドオーシャン」の段階に入った。2つ目はローン金利7~16%のサブプライム層で、優良資産を持つ銀行がこの次なる市場で顧客の開拓を進めている。3つ目はローン金利17~24%の大衆層で、消費者金融企業と小口融資を行う企業の目下の主戦場だ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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