アニメ「CLANNAD」はなぜ神作と呼ばれているのか―中国コラム

Record China    2023年12月16日(土) 20時0分

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12日、中国のポータルサイト・百度にアニメ「CLANNAD」の魅力を紹介するコラムが掲載された。

2023年12月12日、中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)にアニメ「CLANNAD」の魅力を紹介するコラムが掲載された。

コラムは「『CLANNAD』は絶賛されたアニメ作品で、多くのファンから神作と呼ばれている。一体なぜここまでの高評価と賛同を得たのだろうか?」とした上で、4点に分けて同作の魅力をつづった。

1点目はストーリー。「同作のストーリーは非常に素晴らしく心が動かされる。作中では成長や友情、そして家庭についての物語が展開される。主人公の岡崎朋也は高校に入学してからある少女に出会い、彼女の手助けによって身の周りの人々を変え、自身の抱えていた悩みも解消していくというあらすじだ。各キャラクターにはそれぞれのバックストーリーや魅力があり、視聴者を作中の世界に夢中にさせるのだ」と紹介した。

2点目はキャラクターデザイン。「主人公、脇役を問わず、各キャラクターは非常に立体的でかわいらしい。また、キャラクターの個性やバックストーリーは多くの人の共感を呼ぶ。成長、友情、愛といったストーリーから、人間性の素晴らしさと奥深さを感じることができる」と述べた。

3点目は精密な作画。「同作は秀でた美術設計と美しい作画で知られている。同作のアニメ制作会社・京都アニメーションはその精密な作画とハイクオリティーなアニメーションで名高く、同作も例外ではない。1コマ1コマがディテールにこだわりをもって制作されており、暖かい色彩に満ちている。特にキャラクターの感情や心中が表現されるシーンでは、キャラクターのいる世界に入り込んだ気分にさせてくれる。細やかな作画のほか、キャラクターに丁寧に焦点を当てることで、複雑な心持ちや感情の変化を十分に描き出している」と評価した。

4点目は音楽。「同作は、人生とは何かを考えさせてくれるばかりではなく、家族や友情の大切さを教えてくれる」とした上で、「音楽も人々を魅了している要素の1つだ。麻枝准氏によって作曲された音楽は同作の核を担っている。優しいメロディーと心のこもった歌詞によって、さらにストーリーへの共感を生む」とした。

コラムはまた、あるネットユーザーの「『CLANNAD』はただのアニメじゃない。人生について教えてくれる」という言葉を引用し、「同作はキャラクターの物語を繊細に描くことで、挫折や困難、そして喪失に直面した時の人間の力強さと成長を表現している。ストーリーはただ感動的であるだけでなく、人々の心の深い部分にまで触れてくれる」と論じた。

そして、「同作が神作と言われるのにはさまざまに優れている要因があることが分かっただろう。同作は多くの視聴者の心を動かした。深く考えさせられ、感動もする。これも同作が多くのファンに神作と呼ばれる理由だろう」と結んだ。(翻訳・編集/柳朱音

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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