香港メディアの香港01は12日、東京都内の中華料理店が出した中国人の入店拒否を示す貼り紙が両国のネットユーザーの論争を巻き起こしたと報じた。

記事は、中国の男性インフルエンサーがこの貼り紙を見つけたことが論争のきっかけだとし、男性と店側とのやり取りなどを収めた映像がネットに上げられると熱い議論を呼んだと説明。映像の中で男性は「店先にこういう差別的な貼り紙をすることは違法」と訴えており、記事は「中国のネットユーザーはこの件に怒りを示し、日本のネットユーザーも反論に乗り出した」として中国にも日本人を入店拒否にする店があると写真を示して指摘する投稿があったことを伝えた。

記事はまた、日本のネットユーザーの間から「互いに嫌いなら距離を保つのが一番。日本人は中国に行かず、中国人も日本に来ない」といった意見が寄せられたとも伝えている。

一方、中国のあるネットユーザーは男性への称賛と店への不満を書き込み、別のネットユーザーからは「中国にも日本人の入店を断る店がある。店が日本人相手の商売をするかしないかは店側の問題」との声が聞かれたとしている。（翻訳・編集/野谷）

我肯定是反对这种行为的，但是小粉红真没资格反对
在国内看到日本人与狗不得入内的标语，就拍手叫好。
出国看到歧视自己的时候，怎么就变了一副嘴脸？
只准我歧视别人，不能别人歧视我？
自己歧视他人的时候就该做好被歧视的准备。 己所不欲 勿施于人的道理都不懂吗？pic.twitter.com/Xy5Hh9oESu

— 多伦多方脸 (@torontobigface) December 9, 2023