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中国では食品価格やエネルギー価格の変動・低下といった要因の影響を受けて、11月には消費者物価指数が低下したが、食品とエネルギーを除くコアCPIは安定を維持した。
中国国家統計局が9日に発表したところによると、食品価格やエネルギー価格の変動・低下といった要因の影響を受けて、今年11月には消費者物価指数(CPI)が低下したが、食品とエネルギーを除くコアCPIは安定を維持した。
同局都市社会経済調査司の董莉娟(ドン・リージュエン)チーフ・スタティスティシャンは、「前年同期と比較すると、11月のCPIは0.5%低下した。低下幅は前月に比べて0.3ポイント拡大した。これは主にエネルギー価格が前年同期比上昇から同低下に転じたことによって、エネルギー価格の同CPIを引き下げる力が前月より0.19ポイント高まったためだ」と説明した。
中国民生銀行の温彬(ウェン・ビン)チーフエコノミストは、「季節的な落ち込み、需要の不足、外からの輸入型インフレの弱まりの3大要因が共振し合い、11月のCPIは低下した。今後は、中央政治局会議が『国内需要の拡大に注力』を改めて強調し、政策が力を発揮するのに伴い、将来的にはCPIがマイナスの状態は長くは続かず、2024年2月にプラスに転じることが予想される」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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