韓国の中・高校生の7人に1人が「本気で自殺を考えた」=韓国ネット「気持ちは理解できる」

Record Korea    2023年12月12日(火) 6時0分

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10日、韓国・農民新聞によると、韓国の中・高校生の7人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」と回答した。資料写真。

2023年12月10日、韓国・農民新聞によると、韓国の中・高校生の7人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」と回答した。

記事によると、韓国の疾病管理庁が中・高校生約5万人を対象に実施した健康状態に関する調査で、「最近1年間に本気で自殺を考えたことがある」と回答した生徒は14.3%に上った。

性別別では女子生徒が17.9%で、男子生徒(10.9%)より7ポイント高かった。学年別では中学2年生の割合が15.8%で最も高かった。

生徒の多くがストレスを感じていることも分かった。日ごろストレスを「非常にたくさん」または「たくさん」感じている人の割合を示す「ストレス認知率」は41.3%(昨年)だった。さらに、ここ1年の間に2週間以上の期間にわたり日常生活を営むのに支障が出るほどの悲しみや絶望を感じた人の割合を示す「うつ経験率」は28.7%だった。

また、10人に約2人は寂しさを感じていた。ここ1年「頻繁に」または「常に」寂しさを感じていると回答した生徒は18.9%だったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「友達と遊ぶ時間もなく、勉強ばかりさせられていたら生きている意味を見失うのも当然だ」「子どもに勉強を強要するのをやめよう。お金を稼ぐのに勉強は必須じゃない」「競争社会でストレスを抱えて生きるくらいならいっそ死んでしまいたいと思う気持ちも理解できる」「少子化だなんだって騒いでいるけど、まずは今いる子どもたちを守ろうよ。勉強ばかりさせないで外で遊ばせてあげよう」「外で運動させないと。勉強習慣より運動習慣を優先するべき。大人だって一日中室内でスマホばかり見ていたらうつになる。韓国が『自殺率1位の国』の汚名を返上したければ、無料の屋外体育施設を大量に設置することだ」「これは10代に限った問題ではない。全世代で深刻化している」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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