外交部の汪文斌報道官は8日に北京での定例記者会見で、昨日（7日）北京で行われた第24回中国・欧州連合（EU）首脳会議の状況について紹介しました。

汪報道官は、「今回の首脳会議は中国とEUの包括的戦略パートナーシップ樹立20周年、中国・EU首脳会議メカニズム発足25周年の節目に当たって行われたもので、習近平国家主席はEU代表団と会見し、李強総理はEU側の2人の責任者と会談した」と説明した後、「双方は中国とEUとの関係における戦略的問題、諸分野における対話と協力、双方の重点的な関心事、グローバル・ガバナンス、重大な国際問題と地域問題をめぐって意見を交換した」と明らかにしました。さらに、「双方は今回の会談が率直かつ踏み込んだ成果豊かなもので、相互理解を増進し、戦略的意思疎通を深め、協力の共通認識を結集したものであることで一致した」と紹介しました。

また、汪報道官は具体的に四つの成果を挙げました。第一に、中国・EU関係の発展の方向性を明確にしたこと。第二に、中国とEUが互恵協力を強化する重点分野を定めたこと。第三に、中国とEUが人的往来の回復を加速させる積極的な意向を示したこと。第四に、中国とEUが手を携えてグローバルな課題に対応する強力なシグナルを発信したことです。（提供/CRI）