中国工業・情報化部は6日、今後より多くの政策と措置を講じ、自動車と集積回路の2大業界の協力と提携を拡大していく方針を明らかにしました。特に自動車向けチップの製造に力を入れ、産業の質の高い発展をさらに推進していくとのことです。

同部の関係者によりますと、自動車産業は多くの技術を集中的に応用し、多領域の融合とイノベーションを具現化する重要な分野です。中でも、大小2万余りの部品で構成される1台の自動車にとって、占有スペースが最も小さいチップは欠かせないコアデバイスです。自動車と集積回路の2大業界の協力と提携を拡大し、自動車向けチップ産業チェーンの安全と安定を保障すると同時に、高水準の国際開放と協力を推進していく方針です。

中国はオンライン需給連動プラットフォームを構築し、自動車向けチップ用の保険を打ち出し、「自動車向けチップ標準体系建設ガイドライン」を作成し、自動車向けチップ産業チェーンの安全と安定を保障するためにさまざまな措置を講じています。中国自動車工業協会の専門家によりますと、自動車の電動化・スマート化・ネットワーク化技術のグレードアップの加速に伴い、チップの使用量、価値、重要性が日増しに高まっており、中国には相応の自動車向けチップ産業を育成する能力があります。（提供/CRI）