中国外交部の汪文斌報道官は6日の定例記者会見で、中国が11月29日にヨルダンと「中華人民共和国政府とヨルダン・ハシム王国政府によるシルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード建設の共同推進に関する了解覚書」に調印したことを紹介しました。中国はこれで、アラブ諸国全22カ国およびアラブ連盟と「一帯一路」共同建設協力文書に調印したことになります。

汪報道官は、「今年は『一帯一路』構想が打ち出されてから10周年に当たり、この10年間、中国とアラブ諸国は『一帯一路』共同建設の当然のパートナーとして、輝かしい成績を上げてきた。2022年の中国とアラブ諸国の貿易額は4300億ドルを超え、10年前の2倍になった。中国がアラブ諸国から輸入した原油は2億7000万トンで、同年に中国が世界から輸入した総量の半分を占めた」と述べました。

汪報道官はまた、「中国とアラブの互いに対する投資はこの10年で倍数レベルの成長を実現し、双方は『一帯一路』共同建設の枠組みの下で200以上の大型協力プロジェクトを実施し、協力の成果は双方の20億人近い人民に恩恵をもたらした」と述べました。（提供/CRI）