台湾が日本から輸入した食品からまた微量の放射線、今年すでに5回目―中国メディア

Record China    2023年12月6日(水) 12時0分

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5日、中国メディア・観察者網は、日本から台湾に輸出された食品で再び微量の放射性物質が確認されたと報じた。

2023年12月5日、中国メディアの観察者網は、日本から台湾に輸出された食品で再び微量の放射性物質が確認されたと報じた。

記事は台湾メディアが報じた内容として、台湾の衛生福利部食品薬物管理署が5日、熊本県産の輸入しいたけ粉末1.2キロから1キロ当たり10.6ベクレルの放射性物質セシウム137が検出されたことを明らかにしたと紹介。林金富(リン・ジンフー)署長によると、今年に入って日本の輸入食品から微量の放射性物質が見つかるのは茨城県産の緑茶パウダーや北海道産の松茸、鹿児島産の抹茶パウダー、愛知県産のブルーベリーエキスに続いて5回目、東京電力福島第一原発の汚染処理水の海洋放出が始まってから3回目であると伝えた。

また、台湾の食品安全法では食品中に含まれる放射性物質の限界量が1キロ当たり100ベクレルとなっており、今回のしいたけ粉末は同法の基準に適合していると紹介する一方、立法院での決議に基づき同署が業者に対して返送や廃棄を求める「道徳的説諭」を実施し、業者も相応の処理を行うことを約束したとしている。

記事はさらに、同署の統計として、東日本大震災に伴う同原発事故発生直後の2011年3月15日から今年12月3日までに日本から台湾に輸出された食品22万1475ロットの検査を実施し、このうちサンプル253点から微量の放射性元物質が検出されたものの、いずれも台湾と日本の基準内にあったと紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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