来年の辰（たつ：龍）年を控えて、中国では早くも龍をモチーフにした製品がヒットしています。また、国内だけでなく海外でも多くのメーカーが中国の龍の形をした製品を次々と打ち出しています。

北京のゴールド専門デパートのカウンターでは、年末が近づくにつれ、辰年にちなんだ製品がカウンターにぎっしり並べられています。特に辰年の年賀の金の延べ棒や、好運をもたらすとされる龍の飾り物がついた腕輪などは、多くの消費者を魅了しています。

また、龍に関連するゴールド製品を大量に発売しているのは国内メーカーばかりではなく、海外の金銀貨製造業界も辰年に乗じています。中では、オーストラリアのパース造幣局は今年、中国の紫禁城の九龍壁をモデルとして青、赤、黄色、白、紫の伝統的な五色を組み合わせた「龍耀九洲」というシリーズ商品を打ち出しました。

パース造幣局のニール・バンス社長は、「龍耀九洲」シリーズ貨幣のドラゴンのすべてにそれぞれ異なる意味が込められており、中国のめでたい文化的要素を融合し、精巧な鋳造技術と組み合わせていると語りました。（提供/CRI）