2023年12月5日、韓国・国民日報によると、女性との性行為を違法に撮影した疑いが持たれているサッカーの韓国代表FWファン・ウィジョ（31）に新たな疑惑が浮上した。

記事によると、韓国警察は被害女性への取り調べの中でファンの新たな違法撮影の証言を確保し、わいせつ物の所持および保管の疑いを追加で適用可能かどうか検討を進めている。

被害女性の1人がファンとのテレビ電話中、体を露出させようとの要求に応じたところ、無断で録画されていたとのこと。当時ファンはスマートフォンの録画機能を使って映像を保存したといい、相手女性は録画されていることに気づかなかったが、最近受けた警察の取り調べ中に被害の事実を知ったという。

これまでファンは、女性との性行為を違法に撮影した疑いをめぐり「相手の同意があった」と主張してきた。ファン側が当時の撮影の事実を相手女性が知っていたと主張する過程で、被害者の身元情報を具体的に述べ、「2次加害」問題も起きていた。

警察は「さまざまな可能性を念頭に起き、2次加害の部分について責任があるなら幅広く調査していく」と話したという。

ファンは最近、韓国代表メンバーから除外されたが、所属チームの海外リーグの試合には出場している。警察は今月末ごろにファンが韓国に帰国した後、関連疑惑について取り調べを行う方針。ファン側も帰国後に疑惑に対する立場を発表するとされている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「こんな人が代表選手だったなんて国の恥」「ただの性犯罪者だった」「被害者を黙らせるため巧妙に2次加害を与えたのは本当に悪質」「サッカーもろくにできず2部に行った人が…。犯罪だけは1部リーグだな」「そのあふれるエネルギーをサッカーに使っていたらどれだけすごかっただろう。世界トップクラスの選手になっていただろうに」など落胆の声が続出している。（翻訳・編集/堂本）