「日本文化に学べ」、中国は経済よりも文化交流を重視すべき=大雑把な中国人、細やかな日本人―中国専門家

Record China    2014年8月13日(水) 8時10分

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11日、環球時報は人民日報甘粛支社長の「日中関係では経済よりも文化交流を重視するべき」と題した文章を掲載した。写真は中国国産車。

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2014年8月11日、環球時報人民日報甘粛支社長、林治波(リン・ジーボー)氏の「日中関係では経済よりも文化交流を重視するべき」と題した文章を掲載した。

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日本は中国よりもいち早く工業化した。1980年代、日中の工業製品は品質の差が明らかだった。だが90年代に入ると状況が一変する。価格面で優勢の「メイドインチャイナ」は市場規模を拡大し、日本の経済競争力は低下した。日中関係悪化の根本的原因はここにある。

技術に関しては日本はいまだ多くの分野で中国よりもレベルが高く、日中にが相互補完性があると考えられる。しかし日本は中国に対して厳格に技術封鎖を実施しているため、中国は相互補完性を実現しようがない。よって経済については、日中は競争関係でしかない。中国は日本製品を買うのをやめ、日本企業誘致を減らして国内企業の成長と雇用を促すべきだ。現状では日本の対中投資が減少するのではという心配は無用だろう。

ただし文化面に関しては日本に学ぶところがある。日本人は細やかで団結心があるが、些細なルールにこだわり危機感が強い。中国人は大雑把ですぐ仲間割れする、注意が足らないなどの欠点はあるが、臨機応変で些細なことは気にしない。日中の文化的性格は大きく異なっており、お互いに学ぶところがある。両国の文化的交流についてはより盛んに進めていくべきだろう。(翻訳・編集/YM)

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