拡大
中国メディアの南方都市報は2日、江蘇省南京市の大学が打ち出した朝ごはんの無料提供について論じる記事を掲載した。
(1 / 2 枚)
中国メディアの南方都市報は2日、江蘇省南京市の大学が打ち出した朝ごはんの無料提供について論じる記事を掲載した。
【その他の写真】
記事によると、南京航空航天大学は12月1日から31日まで、キャンパスにある食堂で朝食700食を0.01元(約0.2円)で提供。南京財経大学は11月22日から学期末まで、毎朝200食を無料で提供する取り組みを始めた。
記事は「朝食の無料提供は主に早起きの学生に向けたサービスだ。多くの人は『早起きをするのは学問に励む好ましい学生であるはず』と考えるだろう」と述べ、「この取り組みは控えめに言えば学生への特別な励まし、大きく言えば学風の育成だ。これによって学生が学問に力を注ぐよう導く」と指摘した。
その一方で実施期間が短いことを取り上げ、「気温の低下によって学生の早起きへのモチベーションに影響が出るのは免れない。このため、この時期の無料朝食が持つ奨励価値はさらに高まるだろう」「もう一つの可能性は、奨励したい学生にそれが確実に届くかどうか、大学側に自信がないのかもしれない。特に食べ終わった後に寮に寝に戻る学生は大学にとって受け入れられない」などと言及。この他、現実的な問題として資金面での支えを挙げ、「2校の取り組みは『大学に対する外部からの寄付は、こうした実用的な方向を模索できるかもしれない』という教えをもたらした。われわれは多くの卒業生が学校に寄付をするのを見てきたが、人々の関心が向かう先は主にその額で、お金の使われ方への注目度はかなり低かった」「卒業生らが寄付をして『無料朝食』を立ち上げるのも良い試みだろう。寄付の額はそれほど多くはないが、その効果や後輩らが手にする恩恵は目に見える」と述べている。(翻訳・編集/野谷)
Record China
2021/10/23
Record China
2023/4/8
Record China
2022/12/21
Record China
2023/4/11
Record China
2023/2/24
人民網日本語版
2022/7/14
ピックアップ
この記事のコメントを見る