中国SNSの微博（ウェイボー）にこのほど、各プラットフォームで2024年に配信予定の時代劇「男神PK」に関するスレが立ち、ドラマファンから関心が寄せられている。

まず、動画配信大手の騰訊視頻（テンセントビデオ）で配信予定の「大男主劇」（男性が主人公の時代劇）として注目されているのが、「慶余年2」（「慶余年～麒麟児、現る～」のシーズン2）と「大奉打更人」、「英雄志」の3作品。

「慶余年2」はすでに視聴予約人数が800万を超えた「超」のつく期待作で、人気俳優のチャン・ルオユン（張若昀）が主演。「大奉打更人」は愛奇芸（iQIYI）の「ドラマ部門ベスト男優」に選ばれたワン・ホーディー（王鶴棣）が主演で、「蓮花楼」の大ヒットでキャリア大躍進中のチョン・イー（成毅）は「英雄志」の主役を務める。3人とも影響力と演技力を併せ持つ俳優で24年にさらに株が上がるとみられている。

次に挙げられる時代劇は、愛奇芸に登場する「烈焰之武庚紀」、「四方館」と「縁結びの妖狐ちゃん」こと「狐妖小紅娘」の「王権篇」。人気ドラマに多数出演してきたアレン・レン（任嘉倫）、「長相思」で演じた相柳役で人気爆発中のタン・ジェンツー（檀健次）と前出のチョン・イーがそれぞれ主役を務め、いずれも胸キュン必至の作品となっている。

最後は優酷（YOUKU）で配信予定となっているファンタジーモノの「凡人修仙伝」と武侠モノの「少年白馬酔春風」、「水龍吟」。海外で「中国俳優人気1位」と言われるヤン・ヤン（楊洋）と、今注目のイケメン俳優ホウ・ミンハオ（侯明昊）、23年の中国ドラマ「熱度」ランキング1位となった「長月燼明」の主演、レオ・ロー（羅雲熙）がそれぞれ主人公を演じている。

人気俳優勢の激突を予感させる24年の「大男主劇」で、激戦を勝ち抜く「男神」は誰なのか。各作品と出演者に熱い視線が注がれている。（編集/RR）