2023年パンダの「バス」平和友好フォーラム 四川で開催

CRI online    2023年11月29日(水) 14時40分

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2023年パンダの「バス」平和友好フォーラムが28日、四川省都江堰市で開催されました。

2023年パンダの「バス」平和友好フォーラムが28日、四川省都江堰市で開催されました。フォーラムは中国国際友好連絡会と中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の共催によるもので、「友好的に交流 平和を共有」をテーマとしています。米国やイタリア、ベルギー、カタール、モロッコ、スリランカなどの国の関係者や、中国国内の関連部門の責任者、専門家、学者ら、約200人が出席しました。

パンダの「バス」は福建省の福州市で33年間暮らし、2017年9月に亡くなった、世界で最も長生きしたパンダです。「バス」は1987年に招かれて米国を訪問したことがあり、1990年の北京アジア大会のマスコット「盼盼(パンパン)」のモデルにもなりました。2015年には中国の国家ブランドイメージプロモーションビデオ「パンダの『バス』が世界の人々にごあいさつ」が米国のタイムズスクエアに登場し、国内外の民間交流の「平和の使者」となりました。

中国国際友好連絡会の程国平副会長はあいさつの中で、「パンダの『バス』のユニークな物語は既に平和、友好、調和の意味を含んだ文化になっており、こうした文化が強調しているのは尊重し合い、互いに理解し、互いに受け入れることだ。今回のフォーラムを通じて、国内外の人々が共に平和を創造し、発展を共有する交流プラットフォームを構築することを期待する」と述べました。

中央広播電視総台の邢博副台長は「習近平国家主席はこのほど米国のサンフランシスコを訪問した際、『パンダは中米両国民の友情の使者だ』と特に言及した。中央広播電視総台はパンダの物語の語り手、パンダ保護の記録者、パンダ文化の伝播者になるよう力を入れている。今後も引き続きパンダの素晴らしい物語を語り、人的・文化交流と心の通い合いを推進していく」と述べました。

米中関係全国委員会のスティーブ・オーリンズ会長はビデオあいさつで、「パンダが米中両国民の間の距離を縮めたのをこの目で何度も見てきた。国際社会が『バス』の精神に啓発され、より平和で調和のとれた、友好的な世界の構築を推進することを望んでいる」と述べた上で、パンダが再び米国を訪れることに期待を示しました。

中央広播電視総台はレンズを通した豊富な表現を通じて、世界に向けてパンダ「バス」のユニークな生涯と国内外の文化交流促進への独特な貢献を語っていく予定です。また、今回のフォーラムでは「都江堰『バス』宣言」が発表されました。(提供/CRI

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