2023年11月28日、韓国メディア・韓国経済TVはこのほど「真っ向から勝負した電気自動車（EV）日韓戦、勝者は？」と題する記事を掲載した。

記事によると、韓国・現代自動車（ヒョンデ）は24日、同社の小型SUV「コナ・エレクトリック」について、ドイツの自動車専門誌「AUTO BILD（アウトビルト）」が実施したホンダの新型EV「e：Ny1」との比較評価で「全ての項目で優勢だった」と発表した。

記事は「アウトビルトは信頼性の高いドイツの3大自動車専門誌の一つで、ドイツだけでなく欧州全域の消費者に大きな影響を与えるメディアとして知られている」と説明している。

今回の比較評価は、ボディ、利便性、パワートレイン（動力計）、走行性能、コネクティビティ（連結性）、エコ要素、経済性の7項目について行われ、全ての項目でコナ・エレクトリックがe：Ny1より高い評価を得た。

コナ・エレクトリックの総合点は583点で、e：Ny1を53点上回った。コナ・エレクトリックは特にボディ（84点）、利便性（112点）の項目でe：Ny1よりそれぞれ15点、13点高い点数を得たという。

コナ・エレクトリックは今年7月、英国を代表する自動車専門誌の一つである「Auto Express（オートエクスプレス）」が主催する今年の新車アワードで「今年の車」に選ばれている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ヒョンデに対する国民の期待は大きい。未来のエコカー強者となってほしい」「これからの世界の自動車市場を引っ張っていくのはヒョンデだ」「ヒョンデのエコモデルが注目されるのはうれしいこと。今後も持続的な技術革新と成果を期待している」など喜ぶ声が上がっている。

その他「EVは韓国、ハイブリッドは日本」「輸出用の車と内需用の車は同じじゃない、というのは知っているよね？」「ヒョンデは貴族労組さえどうにかすれば世界最高の自動車メーカーになれるのに」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）