中国SNSで「喉が痛い」がトレンド1位に

Record China    2023年11月28日(火) 12時0分

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中国で数億人が利用するSNS・微博(ウェイボー)で28日朝、「喉が痛い」がトレンド1位になった。

中国で数億人が利用するSNS・微博(ウェイボー)で28日朝、「喉が痛い」がトレンド1位になった。

あるユーザーは「なぜか分からないが喉が痛い。嫌な感じがして早めに薬を飲んだが、今日さらに痛みが増した」と投稿。他のユーザーからは「夜中に喉が痛くて目が覚めた」「私は喉の片側が痛む。そちら側の顔や耳まで痛みが広まった。息をするのも痛い」「喉が痛くてSNSを開いたら、『喉が痛い』がトレンドになってた」など、同調する声が相次いだ。

ほかにも、「私も昨日から喉が痛い」「喉の痛みが数日続いたが、今日トレンド入りしてた。どういうこと?」「最近、周りで喉の痛みを訴える人が本当に多い」「喉が痛い上に腹も下してる」「喉の激痛で目覚め、全身がけだるかった」「空気が乾燥しているからか、それとも…」といった投稿が多数寄せられている。

中国メディアの生命時報は、水分を多くとる、塩水でうがいをする、蒸気で喉を潤すなど、喉が痛い場合の対処法を紹介。人民日報は「呼吸器疾患高発期実用予防治療ハンドブック」を転載し、ウイルス感染に注意を促している。

中国では最近、小児を中心に呼吸器疾患患者が急増しており、医療機関が逼迫(ひっぱく)する状況が続いている。当局は一時期患者が急増したマイコプラズマ肺炎に代わり、現在はインフルエンザ、RSウイルス、アデノウイルスなどが感染のピークを迎えていると説明、混合感染した場合は特に小児で重症化リスクが高くなると警鐘を鳴らしている。

また、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは「中国北部では正体不明の肺炎がまん延している」とも報じた。RFIによると、世界保健機関(WHO)は22日に発表した声明の中で、中国に対してメディアの報道や世界的な新興感染症監視プログラム(ProMED)からの報告についてより詳細な情報を提供するよう求めたことを明らかにしたという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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