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中国で英語習熟度が最も高いのは31~40歳で、スコアが2年連続でトップを占め、そのスコアは最も若い年齢層の18~20歳を上回るほどだ。写真は南京市民。
イー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF)は21日、非英語圏の113カ国・地域の約220万人の英語試験ビッグデータを活用した英語能力ベンチマーク「EF EPI英語能力指数」を上海で発表した。毎年発表される同指数は世界最大の参加者が最も多い英語能力調査研究となっている。
2023年版の報告によると、中国の英語能力のスコアは464ポイントで、世界で82位、アジアで14位となっている。中国の都市別で見ると、トップ3は香港(558ポイント)、北京(514ポイント)、上海(512ポイント)となっている。杭州や武漢、南京も中程度の英語能力をキープしている。
中国で英語能力が高いのはどの年齢層なのだろうか?報告によると、中国で英語習熟度が最も高いのは31~40歳で、スコアが2年連続でトップを占め、そのスコアは最も若い年齢層の18~20歳を上回るほどだ。世界的に見ても、31~40歳のグループは他の年齢層を上回っている。このことから言語学習に「遅すぎる」ことはないということが見てとれる。
世界を見ると、トップはオランダで647ポイントだった。オランダは2019年から4年連続でトップの座をキープしている。2位はシンガポールで631ポイント、3位はオーストリアで616ポイントだった。シンガポールはアジアで最高スコアとなっているほか、2年連続で世界2位となっている。また、2016年来、常にトップ10に名を連ねている。地域別で見ると、東アジアの英語習熟度は4年連続で低下しており、日本がそれを加速させる形となっている。一方、ラテンアメリカや北アフリカの英語習熟度は上昇の一途をたどっている。その他の地域は安定傾向にある。
年齢層別に見ると、世界の30歳以上の青年の英語能力が安定して高まっているのに対して、18~20歳の成人の英語能力は低下の一途をたどっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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