雲南・チベット鉄道の麗江・シャングリラ区間本日開通―中国

CRI online    2023年11月27日(月) 6時30分

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中国南西部の雲南省とチベット自治区を結ぶ雲南・チベット鉄道の麗江・シャングリラ区間が26日に正式に開通し、最初の列車がシャングリラを発車しました。

中国南西部の雲南省とチベット自治区を結ぶ雲南・チベット鉄道の麗江・シャングリラ区間が26日に正式に開通し、最初の列車がシャングリラを発車しました。この列車の発車により、雲南省迪慶チベット自治州に鉄道が通じないという歴史に終止符が打たれました。

雲南・チベット鉄道の麗江・シャングリラ区間は麗江駅から始まり、シャングリラ駅に接続し、全長139キロ、設計時速140キロで、国家1級単線電気鉄道となります。同鉄道は雲貴高原とチベット高原の間に位置し、麗江古城やシャングリラなど多くの有名観光地を結ぶ「美しい雲嶺天路」と呼ばれています。雲南・チベット鉄道の麗江・シャングリラ区間は、標高2400メートルの麗江駅から3274メートルのシャングリラ駅まで上がる典型的な高原鉄道です。

同プロジェクトは着工以来、9年かけて34の橋を架け、20のトンネルを建設しました。そのうち、金沙江特大橋の主径間は660メートルに達し、橋面と川面の垂直距離は約250メートルで、80階を超えるビルの高さに相当します。玉竜雪山、哈巴雪山などのトンネル建設の過程で、高地応力や大変形などの地質的難題を克服し、世界トップレベルの大変形制御技術を革新・開発しました。

雲南・チベット鉄道の麗江・シャングリラ区間の開通運営初期、鉄道部門は毎日8本の旅客列車を運行し、昆明駅、大理駅、麗江駅からシャングリラ駅までを最速でそれぞれ4時間30分、3時間58分、1時間18分で結びました。(提供/CRI

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