強姦罪のクリス・ウー、第二審も懲役13年、母親が長文投稿で訴え

anomado    2023年11月27日(月) 10時30分

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24日、北京第3中級人民法院は歌手で俳優のクリス・ウーの強姦罪および集団わいせつ罪について、原判決を支持し上告を棄却する判決を下した。

2023年11月24日、北京第3中級人民法院は歌手で俳優のクリス・ウー呉亦凡)の強姦罪および集団わいせつ罪について、原判決を支持し上告を棄却する判決を下した。

韓国の男性グループEXOの元メンバーとしても知られるカナダ国籍のクリス・ウーは2021年8月、複数女性への性的暴行疑惑により公安局に身柄を拘束され、続いて北京市公安局が逮捕を明らかにした。昨年11月、北京市朝陽区人民法院は強姦罪に11年6カ月、集団わいせつ罪に1年10カ月、合わせて 13年の懲役刑を言い渡し、刑期後の国外追放を命じた。クリス・ウー側はこの判決に不服を申し立て、第三中級人民法院に控訴していた。

判決について裁判所側は、クリス・ウーが女性の意思に反し、複数の被害者に飲酒させて性交渉に及んだ行為は強姦罪に当たるとし、さらに集団わいせつの主犯としても法に従って処罰されるべきであると説明。原判決が認めた事実関係は明らかであり、証拠は十分に信頼でき、量刑は適切としている。

判決後、クリス・ウーの母親が中国のSNS・微博(ウェイボー)に長文を投稿。一連の騒動について謝罪し、また芸能界からの引退を望んでいた息子に、自分が強引に続けさせたことが反逆心を生み出す原因になったと語っている。

母親は文章の中で、被害者となっている女性3人についても言及。クリス・ウーと性関係が発生したのちも警察に通報せず、SNSなどで関係をひけらかす行為があり、うち1人とはその後2カ月にわたって交際関係が続いたと指摘した。また、被害者および代理人に対して自白の誘導や強要があったと記し、「間違いを犯したのはもちろん事実だが、それほど凶悪な犯罪だろうか?」と述べている。なお、今回の判決に対して控訴することも明らかにしている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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